自動車にはマフラーの一部についている触媒というパーツがあります。
こちらはエンジンから出る排気ガスの不純物を除去し、浄化処理する排気システムの一部で、
有害なガスを大気中に排出しないようにしています。
触媒には希少金属、いわゆるレアメタルが使われております。
(プラチナのジュエリーや電子機器部品などに使われています)
弊社では使用済み自動車から取り外した触媒に含まれる希少金属(プラチナ、ロジウム、パラジウム)を
簡易的、低コストで抽出する研究を山形大学工学部と共同で進めてきましたが、
この度研究成果が認められ特許を取得することができました!
従来は粉砕、精錬等多くの工程を必要とし時間とコストがかかりましたが
マイクロ波を用いた回収を開発しました。(簡単に言うと電子レンジです!)
これにより短時間で小規模な設備で回収が可能になりました!
弊社では今後も使用済み自動車のリサイクル率を向上させるべく
様々な部品のリサイクル研究を進めていきます!
前回のブログはこちら→「山形大学との共同研究の発表がありました。」